池上彰さんの話って勉強になる!
池上彰さんが出ているテレビを見て、池上彰さんに興味がわいたので、その方が出している本を読んでみることにしてみました。
「社会にでたら勉強しろ!」この一言をまとめた本でした。正直いって、学生でもないのに勉強って面倒だ。
そう思っていましたが、この本と出合ってからは、勉強しないと人生積むなこれ。と思わされました。そう思ったのも、本に書かれている内容に限らず。
最近はニュースやネットの情報を見ると、貧乏な国日本や沈没する日本など。日本で生きるのが難しくなってきている。
ニュースを見ると、よくそういった情報が目に留まるようになってきました。実際、給料も減り続けているのでマジでやばい。
だからこそ、他人事だと思わず、これからは少しでも勉強する機会を増やしていこう。ぼく自身の考えを変えさせてくれた、そんな1冊でした!
頭がよくなるノートの取り方を知りたい方はコチラの記事を参考にしてみてください。
■ブログで得られること
・新聞の読み方
・新聞で情報を収集する方法
・新聞で世界情勢から身を守る方法
内容(「BOOK」データベースより)
目次第1章:ニュースを見る目は新聞で養う第2章:まずは何から読んだらいいのだろうか第3章:速読から読解まで池上流・新聞の読み方作法第4章:新聞の読み比べで身に付く情報力第5章:ネットにテレビに!池上流・メディアミックス新聞術第6章:知れば知るほど面白い、新聞の取材現場第7章:新聞の情報整理術&知的活用術エピローグ:新入社員の新聞勉強術
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
著者池上彰ってどんな人?なぜ信用できるのか?
池上 彰は、日本の教授、ジャーナリストです。
名城大学教授、東京工業大学リベラルアーツ教育院特命教授、東京大学定量生命科学研究所客員教授、日本大学文理学部客員教授、立教大学客員教授、共立女子大学客員教授、信州大学・愛知学院大学経済学部特任教授、学校法人瓜生山学園京都芸術大学客員教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事、毎日新聞「開かれた新聞」委員会委員。血液型はA型。
かつてはNHKで、社会部記者やニュースキャスターを歴任。記者主幹だった2005年で退職したことを機にフリーランスのジャーナリストとして各種メディアで活動している。
著者池上彰はどんな人生を歩んできたのか?
長野県松本市に生まれ、東京都練馬区で育つ。池上家のルーツは松本で、祖父の代に東京に移り住んだ。
父は東京で就職し、転勤先の松本で母と出会い、彰が生まれた。父親は銀行員。子供の頃の愛読書は『クオレ』だった。
また、父親が池上が小学生の時に買って帰り、「読め」と言って手渡したのが『君たちはどう生きるか』であり、2017年同書が新装版となって刊行された際にまえがきを寄稿した。練馬区立光和小学校、練馬区立開進第三中学校卒業。
小学5年生の時に、地方新聞記者の活躍を描いた『続地方記者』(1962年、朝日新聞社)と出会ったことと、東京都立大泉高等学校在学中に、広島抗争において暴力団と対決した中国新聞記者がモデルのドラマ『ある勇気の記録』を観たことがきっかけで、記者を志すようになる。
高校ではラグビー部に入ったが、補欠の上にタックルの練習をしているうちに腰を痛めてしまったため辞めた。
慶應義塾大学経済学部へ進学後、当時は学園紛争の真っ只中であったが、自身が目の当たりにした紛争と、報道される内容とのギャップに違和感を覚え、正しい報道をすべく実家の購読紙でもあった朝日新聞社をはじめとした新聞社と、日本放送協会 (NHK) への就職を希望した。
しかし「これからはテレビの時代」という想いと、日本放送協会の記者になれば必ず地方勤務から始まることが決め手となり、最終的に日本放送協会への入社を決めることとなった。
NHK時代
1973年4月1日、日本放送協会 (NHK) に記者として入局。同期にはアナウンサーの宮本隆治、大塚範一がいる。
入局当初から「初任地は小さな町で」「通信部への転勤」を自ら希望し、松江放送局、広島放送局呉通信部(現、呉支局)などで勤務した。
NHK松江放送局では3年間勤務し、記者が少なく一人ひとりの担当が多いという事情もあり島根県警察本部・松江警察署・松江地方裁判所・広島高等裁判所松江支部・松江市役所・日本銀行松江支店を担当し、結果的に検察・警察・裁判所および地方の県政・統治機構を学び、日本という国の仕組みを「ミニ国家」である地方から学ぶことができたとしている。
1976年のロッキード事件ではNHKの全国各局から若手記者が招集され、池上も松江放送局から取材の応援に加わった。
呉通信部(現、呉支局)では記者2人とさらに少なく、カメラマンとしての役割やラジオ放送の原稿執筆なども行った。
また、呉通信部勤務では取材中に暴力団に囲まれるという『ある勇気の記録』さながらの体験もしたという。
新聞を読むメリットは本を読むより情報が得られることにある
新聞を読むことで多くの情報を身に付けることが出ます。
たとえば本で勉強をする方が多いですが、考えてみてほしい。新聞の文字数は20万文字と信書に例えると2冊分の文字数が記載されています。
単純に考えて、新聞1部を読むだけで、本を2冊読んだに等しい情報量を身に付けることができます。
勉強が苦手な人でも、簡単に情報を集めることができます。また新聞の情報は就活でも活用されます。
というのも、就職試験の面接では「けさの新聞の1面トップは、どんな記事だった?」と聞かれることがよくあるからです。
実際、この質問に答えられず、「この人は世の中に関心がないな」とみなされ就職試験におとされるという事例があります。
学生時代に就職試験用に新聞を読んでいた人も、いったん採用通知を受け取ると、途端に新聞とは無縁になることが多いです。
新聞には、単に情報を獲得できるだけでなく、思考の鍛錬を助け、他人に対するプレゼンテーションの方法を学ぶなど、いろんな活用術があります。
とはいえ、新入社員に対しては、いきなり「考える武器にせよ」というのは酷でしょうから、まずは、いま世の中で何が起きているのかを把握する事から始めてみよう。
新聞は2種類ある
・自主取材記事
・発表記事
それぞれ説明しましょう。
自主取材記事
名前の通り、自分自身で取材を行い記事を作成するやり方です。
取材対象者となる企業や人物などに取材をし、ライターが文章化したもの。
ライターや記者など取材を行う人を「インタビュアー」と呼び、取材される対象者のことを「インタビュイー」と呼びます。
インタビュー記事は、効果的な宣伝文章を作ることができ、独自性の高い記事になると言われています。
発表記事
官公庁や警察が、事件や方針を発表し、それを記事にするものですが、新聞紙面の多くは発表記事で占められています。
記事クラブで発表を聞いて原稿を書いていることが多い。
もともと日本は官尊民卑の思想が強く、中央省庁が威張っている国でした。
逆に新聞社などは小さなところばかりで、そもそもが”卑しい”職業なので、中央省庁は新聞記者など相手にしてくれなかったのです。
そこで各社が話し合い、対等な立場で官庁と渡り合えるように団結しようということになり、そこから記者クラブが誕生したわけです。
いわば労働組合と同じような発想から生まれたわけです。
ですから、官庁側がj記者クラブでおこなう発表は、お役所主催だと思っているかもしれませんが、実は、すべて記者クラブの主催なのです。
記者クラブが存在するのは、日本のほかには韓国と台湾だけです。
どちらも、もともと日本の植民地。日本がつくった戦前のシステムがそのまま残っているのです。
たとえばアメリカの大統領の記者会見は、大腸量の主催。日本の総理大臣が記者会見するのは、総理官邸記者クラブ主催なのです。
新聞から身を守る情報を身に付ける方法
問題が起きたときに、どんな体制をとればいいのか考える力が身を守る力です。
新聞には様々な事件、不祥事が掲載されていります。
これを他人事だと思わないことです。どんな観点から取り上げられるかを知ると、「何をしてはいけないのか」がわかります。
次いで、「社会がいま、何を問題視しているのか」を把握できます。
そのうえで、問題を起こした企業や組織がどんな対応をとるのかを、じっくり研究しましょう。
たとえば、不祥事を起こしてしまった企業のお詫び会見。テレビの前面に社長が出てきちんと謝罪するのか。
それとも、社長は後ろに引っ込んだまま、副社長や専務に任せてしまうのか。
社長が前面にでてこない会社は、「逃げ腰だ」と思われるでしょう。
こうしたことを知っていると、万が一、自分の会社で不祥事やトラブルが発生したら、どういう対応をすればいいのかがわかってくるはずです。
これまで企業のお詫び会見では、よく「世間をお騒がせして」というフレーズが使われました。
しかしいまは、このフレーズは有効ではありません。
「お騒がせした」ことなど二の次。それよりも、「やってはいけないことをしてしまった」ことに対するおわびと、今後、どんな処置をするのかが注目されるのです。
他者の不祥事のお詫び会見を見ていると、「この社長、ちっともわかってない」と思うこともあれば、「あれ、何が悪いか、きちんとわかっているじゃないか」という印象を持つこともあります。
後者だと、その企業に対して、かえって好感をもってしまったりするものです。これこそ、災い転じて福となす、です。
トップがただおわびするだけでなく、不祥事を起こした原因を明らかにし、今後の対策を明確に視聴者に伝えると事ができれば、「あそこはしっかりとしている」と、かえってイメージを上げることができるはずです。
原因と対策を明確に説明できる会社なら、おそらく二度としないだろうと信頼してくれるのです。
まずは、そもそも企業が不祥事を起こさなければ問題は発生しないのですから、そのためにどんな体制をとればいいのかを考えることもできます。
これが「危機管理」です。
新聞やテレビでは、常に時代の流れを読む。すると世間の価値に気づきます。その価値観に気づけば、企業は社会にどんな責任をはたせばいいのかがわかっています。
すると企業活動の方向を把握することができます。
あなたが組織に所属しているのなら、企業の一員として、あるいは社会の一員として生きるにはどんなことに気を付ければいけないのか、考える材料はたくさんあります。
もっとも身近にあって、いろいろな角度から材料を提供してくれるメディア、それが新聞です。
新聞からわかる情報を「理解」する力の自頭の作り方
学んだをどれだけ理解できているのか。それを知るすべをしっていますか?
・本を読んだ
・ニュースを見た
・新聞を読んだ
・偉い人の話を聞いた
情報を聞いても、そのほとんどを理解できずにいないでしょうか。もしそうなら、「得た情報を図解」してみる。これをやってみてください。
なぜ図解をするのか。答えは簡単です。情報を具現化する力。これがあなたの理解力の強さだからです。

理解力の低い人ほど得た情報を説明できないし、図解して説明するなんてもっとできません。
なので、積極的に得た情報を図解してみましょう。
新入社員の新聞勉強術
新聞を読むことで考える力を身に付ける事ができる。この「考える力」の良いところは3つあり。
・就活で有利になる
・取引や商談に使われる
・人間関係を構築できる
といったものです。
具体的な身に着けたは以下のようになります。

■新聞を読む順番
①見出し
②リード文
③本文
④コラム
上記の順番に新聞を読んだら、次は図解して理解力を深める。

この繰り返しで、「考える力」を身に付ける事ができます。
本を読んでの感想
「学生諸君、社会に出たら勉強しよう」。本書で書かれているこの言葉には、驚かされました。
ぼく自身、社会人になり勉強する事がなくなりました。本を月に1冊読む事すら、面倒に感じるほど、勉強が嫌いでした。
でも、この本に出合い、このままではやべーなって正直に思いました。いまは何が起きるかわからない世の中です。
政治の変化や他の国からの影響を受けて、いまの生活が続けられなくなることも十分にありえます。
実際のところ、給料が減少傾向にあるので、どう考えても定年後は、お金に困る生活を送っているだろうと最近では思っています。
2025年頃には、消費税は8%から上がって物価高で生活はますます苦しくなるでしょう。
そんな未来を介するためにも、世界を見る力を養うのはホントに必要。そう考えると、「社会にでたら勉強しよう」という言葉にも納得しました。
ぼくの職場でも歳は重ねているけど、勉強せず成長もしないから、給料が低いという人が結構います。
その姿を見ると、今のうちに学べることを学ばないと人生積みぞ。と思わされることがありました。
この危機感がどう転ぶかはわかりませんが、このさき学び続けることを怠らずに成長し続けよう。そう思わされる本でした!
まとめ
・社会人ほど学ぶ
・新聞は身を守るために読む
・学ばない人は苦しい生活を強いられる
「社会にでたら勉強しよう」という言葉を頭の隅において、学ぶことを続けてみましょう。
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